ザイアンス効果/会えば会うほど好きになる心理

ロミオとジュリエット効果
恋は障害があるほど盛り上がる

好きな相手と

「会ってはいけない」

なんて言われると

ちょっと余計に会おうとしまう心理が働きます。

恋愛関係にある男女は

いくつかの障害がある方が、

障害がないときよりも結びつきが

強固なものになると言われています。

これをロミオとジュリエット効果という。

好きだが障害で別れなくてはいけない

という不協和(不快感)が生じる場合、

それを解消しようという

強い恋愛感情を持とうとする

心理効果が働いてしまうのです。

両親の反対などの障害は心理では

変えられないので、

乗り越えるために恋愛感情の方が高まってしまう。

そして障害を乗り越えようとする力を

恋愛の深さと錯覚してしまうという心理なのです

心理学者のドリスコールとリペッツは

140組の恋人同士を対象に

恋愛の満足度に関する調査をおこないました。

その結果、双方の親などがふたりの関係に対して

反対をしているほど、お互いの恋愛満足度は

高いという傾向がみられたのです。

その結果から恋愛は困難な状況があればあるほど

燃え上がるという説を唱え、

彼らはロミオとジュリエット効果

と名付けたのです。

『ロミオとジュリエット』は

シェイクスピアの戯曲のひとつ。

14世紀のイタリアで

モンタギュー家とキャピュレット家が

抗争を繰り広げる中で、

両家のひとり息子ロミオと

一人娘ジュリエットが恋に落ち、

障害を乗り越えて結ばれるという内容です。

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