人はなぜ恋に落ちるのか?

 え〜人はどうして恋をするのだろうか? 好きな人のことを考えると何も手につかない、目をつむると好きな人の顔が浮かんできて夜も寝られない。そんな恋に振り回される人も多いだろう。相手の何かに魅力を感じて、その人が気になる存在になる。次第に話をしながら心が通じ合い、自然と一緒にいたいと思うようになってくる。いやそれだけでなく、出会った瞬間に「この人が運命の人だ」と直感的に思うこともある。恋はいつも自分の周りにあって、いつ落ちるかはまったくわからないものなのじゃ。

 人がなぜ恋をするのかという問題は、多くの心理学者によって様々な角度から研究がされている。ここでは複数ある研究の中から主要な説を紹介しよう。

1. 子孫の繁栄

 人も生物である以上、子孫を残して自分の遺伝子を反映させようとする本能を持っている。それが恋をする本質であると考えられる。中でも男性は健康で優秀な子孫を残すために、外見的に魅力的で若い女性を好んで恋をする。男性は妊娠に対してのリスクがないので、基本的に子孫の「質」よりも数多くの女性、つまり特定の相手にこだわらない「量」を求める傾向にある。男性が浮気性と言われているのはここに由来すると考えられんのじゃ。

2. 親和欲求

 また人には誰かと一緒にいたいと思う欲求がある。人はひとりでいると不安になることがあるが、仲間がいると安心できる。生活するのにメリットも多い。したがって人は無意識に仲間を求める行動を取る。異性の友人として接していると、相手に好意を持ったり、尊敬したり、自分と似ていると感じることがある。すると次第に相手とより仲良くなりたい、相手に依存したい、依存されたい、自分を犠牲にして助けてあげたい、そして独占したいという感情がわきあがってくる。これが恋愛感情である。

詳細は『マンガでわかる恋愛心理学』に収録